上野学園中学校は、1904年に人間としての自覚を持つ事を進学のスピリッツとして、上野女学校として創立されました。
現在は男女共学になって、110年を超える伝統校として時代にあった教育を行っています。
上野学園中学校に通う事のメリットを、以下にいくつか紹介して詳しく説明します。
1人一つの楽器をマスターさせる教育
上野という周辺に美術館や博物館や公園に囲まれた芸術的文化的な活動に適した好立地を生かして、3年間そういった活動に力を入れています。
アクティブランニングと、各自が好きな楽器を選んで3年間練習に励ませます。
この1人一つの楽器をマスターさせる教育が、上野学園の中学と高校の特色です。
学校外には、国立科学博物館や、自然豊かな上野公園があり、郊外活動でフィールドワークも行って、様々な経験を積めることがメリットです。
上野学園は中学校と高等学校が同じ敷地内にあるので、中学生でも高校生や音楽専門学科の生徒と仲良くなる事が出来て、彼らから刺激を貰える事もメリットと言えます。
学校の建物も普通の学校と違って都会にあるため、まるでオフィスビルのように清潔な校舎で勉強できます。
上野学園OBは音楽学科もある事から、楽器携わる会社に勤めている卒業生が多いです。
そういったOBの時代から、1人一つの楽器の伝統があって、そういう話を親や祖父に聞いて興味を持って通っている楽器や音楽好きの学生が集めっています。
だから入学当初からほとんどの入学制が1人一つの楽器の考え方に共感を覚えて通っているので、同じ音楽好きなので仲良くなれやすいです。
1人一つの楽器から、音楽だけに力を入れている学校の印象を持たれた方も多いはずですが、この学校は単なる音楽を学ぶ学校では無いです。
学校内で将来に役立つ様々な検定試験が受けられる
この学校の優れている点は、学校内で将来に役立つ様々な検定試験が受けられる事にあります。
検定試験で受けられる試験の一礼として、定番の英検や漢字検定はもちろん、他にも数学やニュースや書写などユニークな検定試験が受けられ、学生生活の中で複数の資格を取れます。
部活動も中高一貫で行われているので、一般的な中学校では無いような様々なジャンルの部活動が中学生から体験できます。
変わったクラブ活動としてダンス部があり、高校に通う先輩方が、後輩からの相談に対して話を親身に聞いてくれてアドバイスをしてもらえます。
そういったクラブ活動を通じて、行事を行っていくうちにクラスメートともすぐに距離が近づいて仲良くなれます。
ダンス部以外に、マニアックなクラブ活動に写真部があります。
写真部にも高校生クラブ員が多数いるので、同じように様々なアドバイスを貰えます。
またそれだけでなく、アドバイスを貰えるため自然と自分から校舎内で先輩に対して挨拶するようになって、人間として成長して行けます。
そしてクラス内では、1人一つの楽器を練習している他の同級生にも興味がわいて、自然と別の楽器を練習している生徒に質問したいムードになります。
別の楽器を練習している生徒に質問しているうちに、プロの音楽家を目指している音楽科の学生とも仲良くなれて、芸術的な刺激を受ける事が出来ます。
【参考】上野学園 受験
目的を明確に決めて行い実践するフィールドワーク活動
上野学園中学校は、目的を明確に決めて行い実践するフィールドワーク活動も行っています。
始めの方でも書きましたが、学校の側には上野公園や博物館などの文化的な施設が多数存在して、それらの施設を生かしてフィールドワーク活動を行ってます。
1年間の内の最低5回から10回程度は、フィールドワークでそれらの施設で課外学習を行っています。
課外授業を行う前に、事前にそれぞれの生徒で疑問点をまとめて、それに対して仮説を立ててから現地に行って調べます。
具体的なフィールドワークの例としては、江戸東京博物館で校外学習をやってます。
江戸東京博物館では、日本の江戸時代の歴史について楽しく学べます。
それ以外にもブリティッシュヒルズというイギリスの生活を疑似体験できる施設では、ネイティブのイギリス人などの先生によるオーラルコミュニケーションで、本場のイントネーションの英語を学びます。
ブリティッシュヒルズでは、先生は外国人なので日本語無しの英語オンリーで解説されるので、まるで留学しているのと同じような体験を出来ます。
英語しか話さない先生から、イギリスの食事のマナーなど異文化を体験できるレッスンも受けられます。
まとめ
その他にも、文化祭などのグループ学習にも力を入れてます。
文化祭では、クラス単位の出し物では無く、中学1年から3年までの、全校生徒で1つの出し物を制作します。
1年から3年生が一緒に班を作って、一つの課題を行う事でそれぞれの役割の分担を学べます。
3年生は年長者なので、経験のない1年や幼い2年生を指導しながら同じ班になって、アドバイスをしながら最高の結果に導かなければならず、そういったリーダーシップを学べます。
1年と2年生は、単に指示通りに動くのではなく、アドバイスを受けながら自分のやらなければならない活動を考えます。