片付けは想像よりも大変なんです・・・
片づけは想像以上に精神力と体力を消費する事です。
日本の住宅は欧米諸国のそれと比較して、サイズがコンパクトです。
日本の国土面積事態が欧米諸国のそれよりも小さいため、自然と住まいのサイズも小さくなります。
そもそも一部の富裕層を除き、一般家庭はアパートやマンションなどで生活をしなければなりません。
一戸建て住宅を建てた方も米国の広々としたマイホームと比較すると、やはり面積の面で余裕がないのも事実でしょう。
敷地面積が欧州のマイホームよりも小さいため、自ずと家庭内に置ける物の数も決まります。
一応クローゼットや自室の押し入れなどを活用すれば、見た目以上に収納が可能です。
ただし押し入れやクローゼットにパンパンに家財道具を詰め込むのは、あまりスマートな事ではありません。
扉を開けた途端、物が雪崩のように落ちてきたら大変です。
安全に管理するためには、あまり勢いに任せて家具や箱を詰め込まない事です。
現代社会では家具や家電、そして日用品などが嬉しい事にとても安くなりました。
量販店の店先では常にお買い得なプライスで販売されています。
高齢者もネットショッピングでモノを買うようになった
ネットショッピングでは更にコストパフォーマンスが良い値段で販売されています。
年配の方の間でも、実は随分と前からネットショッピングが流行っており、好きな物をこっそりとスマートフォンやパソコンを注文なさる方々が増えて来ました。
若い頃は倹約を心がけていた、そんな方が高齢者になってから今まで我慢していた分を取り返すのように、ネットショッピングで欲しい物を手当たり次第に注文する、そんなケースも最近では増えて来たようです。
衝動買いした家具や趣味の道具は、行き場を失います。
大抵の場合は個人の部屋にそのまま置かれる事が多く、若い世代の方であれば不用品はリサイクルショップに売ったり、フリマアプリで売却する等の工夫をしますが、70代以上の世代の人々は少しそういった分野には明るくないのが実情です。
不幸なことに自室に大量の不用品を残したまま、死去なさる年配の方々が昨今増加傾向にあります。
親や祖父、祖母が突然死去し、残された個人の部屋の大量の荷物を、一体どうすべきか困惑なさっている方々も多いかもしれません。
お葬式などは専門業者や一族の家長にお任せすれば、粛々と進められますが、個人の遺品整理は残された家族でしなければなりません。
困ったときは遺品整理のプロに相談する
荷物がごく僅かであれば遺品整理は捗りますが、箱がクローゼットや押し入れに一杯に詰め込まれ、足の踏み場もない位、物が散乱している部屋の場合はかなり大変です。
家族の手だけでは難しいかもしれませんし、仕事や家事に忙殺される方々ばかりだと、三回忌を過ぎても物が全然整理整頓されず、散らかったまま放置されているかもしれません。
困ったときは遺品整理のプロに相談しましょう。
今では嬉しい事にリサイクルショップの中に、故人の荷物の片づけを手伝ってくれる専門業者があります。
街のリサイクルショップがサービスの一環として営んでいる事もありますし、遺品整理に特化した専門業者もあり、どの街でも依頼出来るはずです。
プロの支援を受ける事で難航していた部屋の片づけもスピード感を持って進むため、親や祖母の部屋を綺麗にして、別の目的に使いたい方にオススメです。物が散乱していると、子ども部屋として活用したり、書斎に応用する事は出来ません。
依頼した側は基本的に作業を見守るだけ
専門業者のスタッフと一緒に荷物を整理整頓すれば、重たい荷物が沢山あっても平気です。
依頼した側は基本的に作業を見守るだけになります。
引っ越し業者への依頼と同様に、家族は見守るだけで、時々物についての質問を聞かれる事がありますので、それに対応する程度の労力です。
遺品整理をした結果、親や祖母がネットショッピングで衝動買いして、未開封だった最新家電や未使用の日用品が大量に出てきた場合、リサイクルショップの方々にその場で買取りを依頼する事が出来ます。
たとえ未使用美品だったとしても、自分たち家族にとって不要な物だった場合、そのまま保管するメリットはありません。
ベテランの方々が丁寧に片づけを代行してくれるため、ただ単に不用品を運び出すだけてなく、故人の方が大切にしていた貴重品や思い出のアルバムなどは、その都度家族に教えてくれます。
遺品整理の業者さんはなるべく比較検討すること
その他の大事な物についても無断で捨てられる事はありません。
きちんと家族の許可を取った上で、買取りや処分の処置がなされますので安心です。
現実問題として近年は空前絶後の少子高齢化社会です。
街には多数の遺品整理サービスがあります。
地元で複数のサービスが見つかった場合は、時間が許す限り比較検討しましょう。
同じような専門業者でもサービスのクオリティーとコストパフォーマンスには違いが見られるためです。
また親戚や知人にそれとなく質問し、過去に遺品の片づけをプロに相談した事がないか聞いてみるのもオススメです。
もしオススメのお店があれば、自分たち家族もそこに決めれば良いでしょう。