「結局、都市ガスとプロパンガス、どっちがいいの?」
「都市ガスとプロパンガス、それぞれのメリットが知りたい」
「プロパンガス会社の乗り換えを考えている」
ガスには、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。
都会に住んでいれば、プロパンガスの可能性は低いですが大抵の場合都市ガスになるでしょう。
都市ガスは、ガス管が地面に埋められており、ある程度人が多いところでこの工事が行われる傾向があります。
特定の地域では都市ガスが通っていない可能性がある
なぜこのような工事が行われるかと言えば、その方がガスの供給がしやすいからです。
ただ、人口が少ない場所やあまり民家がないところは、わざわざ高いお金をかけて工事をする意味もありません。
そのため、特定の地域では都市ガスが通っていない可能性があるでしょう。
つまり、プロパンガスに頼らざるを得ない部分があることを知っておくと良いかもしれないです。
ある程度有名な市町村であっても、ほとんどの地域は都市ガスなのにはずれのほうはプロパンガスと言う例は少なくありません。
都市ガスとプロパンガス、どっちがいい?
ではこの2つを比べた場合、一体どちらが良いのでしょうか。
基本的に都市ガスの特徴の1つは、わざわざボンベを変えなくて良いと言うことです。
ボンベを換えないと言う事は、それだけ人件費がかかっていないのであり単価も安くなる傾向があるでしょう。
つまりガス代の観点で言えば、田舎の方と都会で同じだけ使った場合、都会の方が安くなる計算になります。
最も極端に高くなるあるいは安くなるわけではなく、1割から2割程度しか違いがないといえます。
一般の住宅であれば、1ヵ月あたりガスは3000円から5000円程度になります。
冬の場合はもう少し使うケースがあるかもしれませんが、そうすると1000円位の差は出ても極端に違うわけではないためそこまで気にする必要はないと言えます。
もっとも、節約大好きな人はやはり都市ガスに依存するところに住んだ方が良いかもしれません。
もちろん総合的に考えて、計画を立てるべきです。
プロパンの場合は、ガスは定期的に交換しなければいけない
いくらガスが安かったとしても、賃料や土地の値段が高ければガス代の安さを帳消しにしてしまう可能性があります。
プロパンの場合は、ガスは定期的に交換しなければいけません。
ただ定期的に交換するといっても、それほど頻繁に交換する必要はないです。
毎月のように交換しているかと言えばそのような事はなく、1年のうちわずか数回だけの効果になります。
そうすると、そこまで頻繁にスタッフが家の庭を往復する事はありませんが、やはりそれでも人件費がかかってしまいます。
その分だけ、お金がかかると考えて良いです。
この点に関しては都市ガスのところで説明した通りです。
初期費用に関して言えば実は都市ガスの方が高くなる
もう一つお金の話をするならば、初期費用に関して言えば実は都市ガスの方が高くなります。
何故かと言えば、ガスの下を家の近くまで引き込まなければいけないからです。
例えば新築住宅を建築した場合、それほど離れたところになかったとしても、都市ガスの地域ならばそこまでガス管を繋がなければいけません。
このときのコストが数十万円となります。
そのため、一戸建て住宅を建築する場合でもその周辺に住宅があった方が良いでしょう。
住宅が完全にないような所に一軒だけ住宅を建築すると、もしかしたらその後にいくつかの家が建つかもしれませんがそれでも高くなりがちな傾向があります。
プロパンガスの場合は、会社の方でプロパンを運ぶだけになりますので、初期費用はあまりかかりません。
そのため、短期間で引っ越しをする場合にはプロパンであってもそれなりにメリットがあると言えるかもしれません。
プロパンガスは安全性が高くなっている
プロパンガスの特徴としては、安全性が高くなっていることが挙げられます。
どちらかと言えば、昔はプロパンの方が危険だと言われていました。
確かに100年までは行かなくても昭和の頃のプロパンは、爆発することもあったわけです。
ただ最近は安全対策が施されてきており、ガス爆発等はほとんど起こっていません。
よくあるガス爆発の例としては、大きな地震が発生した場合などが考えられます。
ガスボンベが爆発すると言うよりも、ガス漏れが発生してしまうパターンがありました。
大きな地震といっても、震度4程度ではガス管が壊れる事はありませんが、それ以上になるとガス漏れが発生する可能性があったわけです。
そうすると、そこでタバコなど吸ってしまうと大爆発を起こし大きな火災になった例がありました。
しかしそれは昔の話であり、最近は大きな地震が発生した場合には自動的にガスの供給が止まるようになっています。
プロパンの中にそのような装置があるわけではありませんが、外付けの装置にそのような地震感じのものがあり、震度5以上の地震になると、自動的に供給が止まるため基本的に仮にプロパンが倒れたとしてもそれで大きな火災が発生することもガス漏れが生じることもありません。
まとめ
ただこの時には、再びガスを出すためにはプロパンのあるところに行き、装置を解除しなければいけません。
つまり止まっている状態から動いている状態にするために装置を住人が解除する必要があります。
通常このときの説明は、引っ越しをした時などに行いますそして比較的簡単に解除できることを知っておきましょう。