不動産投資をするなら家賃保証会社の利用も考える

住宅関連

投資や資産運用にも様々な種類がありますが、株やFXは難しいからと敬遠している人も多いのではないでしょうか。
そこで、注目されているのが賃貸用のマンションやアパートを購入し、それを他人に貸し出すことで家賃収入を得る不動産投資です。

 

不動産投資で稼ぐには

不動産投資というと、多くの資金が必要というイメージもありますが、ワンルーム一室からも始めることができますし、家賃でローンを支払うこともできますので、多額の資金をすぐに用意できない人も始めやすくなっています。
不動産投資では、家賃をしっかりと回収できないと利益を上げることはできません。

とはいえ、何等かの原因で入居者が家賃を払えなくなり、滞納するというリスクはあります。
そうなると順調に利益を上げていくことはできなくなりますし、ローンの支払いにも影響が出てきます。

不動産投資を安心して始めるためにも、リスクについての備えはしておきたいところです。
賃貸を利用する際は、入居者は連帯保証人を用意することが多く、もしも入居者が家賃を支払えなくなった場合は、連帯保証人がかわりに家賃を支払うことになります。

最近は、連帯保証人を立てることは少なくなり、かわりに全保連などの家賃保証会社を利用することが条件になっている賃貸物件も増えてきました。

烏川氏の全保連、入居者から見た安心の家賃保証とは?

 

家賃保証会社について

家賃保証会社が具体的にどのようなものなのかも知っておきたいところですが、入居者が何等かの理由で家賃を支払えなくなった場合に、変わりに家賃を大家さんに支払う会社です。
賃貸契約で家賃保証会社を利用する場合は、家賃に応じた保証料を入居者が支払うことになります。

もしも、入居者が家賃を支払えなくなった場合でも、確実に家賃収入を得ることができますので、オーナーは順調な経営ができるのがメリットです。
連帯保証人よりもさらに確実性があるので、初めての賃貸経営という人も安心できるのではないでしょうか。

そして、家賃保証会社の利用はマンションやアパートを運営するオーナー側だけではなく、入居者にもメリットがあります。
まず、連帯保証人が必要な場合も、簡単にそうした人が見つけられないという場合もあります。
親族がいないという人も少なくありませんし、フリーランスや外国籍の人は収入が安定していない、収入を証明するのが難しいという人も少なくありません。

そういったケースでも家賃保証会社を利用すれば、より手軽に賃貸を契約できるようになります。
保証人を用意できない人や収入が安定しない入居者には心強い存在ですが、やはり実際に利用する際には注意点もあります。

 

入居者側に金銭的な負担が増える

まず、保証会社を利用することは入居者側に金銭的な負担が増えることになります。
物件を借りた時点で保証料を支払うことになりますが、一回の支払いだけではなく更新時にも保証料を支払うことは理解しておきましょう。

家賃を滞納した場合は、保証会社が支払ってくれるので安心ですが、その後には立替金の支払いを請求されることになります。
スムーズな支払いができない場合は信用情報に傷がつくこともあるので、です。

立て替えてもらったあとはスムーズに支払うことが大切です。
入居の際の保証料はいくらぐらい支払うのかも知っておきたいところですが、相場としては家賃の0.5か月分~1か月分になることが多くなっています。

更新時については、一年間家賃を滞納しなかった場合は保証会社から信頼を得ることになりますので、更新時にはより安くなることも多くなっています。

 

連帯保証人がいる場合はどうなのか?

逆に滞納したまま支払いがない、頻繁に滞納している場合は、信用を落とすことになりますので、契約の更新が難しくなる可能性もあります。
連帯保証人になってくれる人がいる場合も、保証会社と契約しなくてはならないのかどうかも気になるところですが、これも物件により変わってきます。

必ず保証会社と契約しなければならない物件もあれば、連帯保証人と保証会社とどちらでも良い物件もあります。
物件を探す場合は、条件もよく確認しておきましょう。

家賃保証会社を利用する場合は、入居時に審査があります。
審査の方法は会社や所属する団体により違いもありますが、所得を証明できる源泉徴収票などの提出が求められることが多くなっています。

審査をクリアする条件としては、家賃に見合う収入が得られていることはもちろん、過去に金融トラブルを起こしていないことなどもあげられます。
保証会社は物件オーナーが選ぶことになりますが、安定した運営をするためにも、やはり信頼性の高い保証会社を選んでおくことが大切です。

 

まとめ

契約前には、業者の実績や評判はよく調べておきたいところです。
選ぶ際は経営状況をよく確認しておくことが大切ですし、家賃保証内容や立替日数も比較しておきましょう。

早期に家賃滞納への対応をしている会社を選んでおけば長期滞納のリスクを防ぐこともできます。
保証会社ごとに違う特徴がありますので、選ぶのに悩んだときは、ランキングや比較サイトなども参考にしてみてはいかがでしょうか。
 

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