エアコン内部からカビ臭い臭いがする
エアコンを使うことによって、現在の夏のような過剰な室温を落とすことができるので熱中症リスクを減らすことができます。
ただエアコンを使うことが推奨されているといっても、実際にエアコンを使う上で悩みを持つ人が多いです。
その悩みというのが、自宅のエアコンを使うとカビ臭いような異臭がするということです。
なぜエアコンの中からカビ臭いがするのかというと、その言葉通りにエアコン内部でカビが繁殖しているからです。
エアコンは空気を吸い込んで冷却水で気化させた冷たい空気を外に排出するのですが、その温度差によって生まれた水滴は管を通して外に出します。
しかしエアコンの使用度が多ければエアコン内部にたまる水滴の量も多くなるので、その水滴にカビの胞子が引っ付くことで繁殖してしまいます。
一般的にエアコン内部に取り付くカビの多くは風呂場につく黒カビの種類になるのですが、この黒カビは胞子を巻き散らかすのでそれが臭いのもとになります。
設置後5年以上経過した場合は素人対応では厳しい
エアコンを購入して5年以内であればフィルターを掃除したり、エアコンの空気を拡散させるフィンを掃除するだけでカビ掃除が可能なので素人でも対処できます。
しかし設置してから5年以上たち、その間に清掃や乾燥を怠った場合にはカビの繁殖がエアコンの奥にまで進行しているので素人では対処しきれないです。
現在では清掃スプレーが販売されていますが、そのスプレーを使用しても完全に取り切るのは難しいだけでなく使用法を間違えると電気系統をショートさせてしまい故障の原因になってしまいます。
そのためエアコンの使用年数が5年以上経って異臭がするときには、その使用する前と使用することがなくなる時期になったら専門のエアコンクリーニングを行うことを推奨します。
エアコンクリーニング専門業者に依頼
エアコンクリーニングに委託すると、カバーを取り外した後に内部のカビを根こそぎ剥ぎ取るために高圧洗浄機を使って洗浄します。
通常高圧洗浄機を使うと素人では電気系統にかけてしまうリスクがあるので壊してしまうリスクがありますが、エアコンクリーニングに委託すれば電気系統にかけないぎりぎりのポイントを見極めて噴射するので故障するリスクが少ないです。
仮に使用後に故障した時にはアフターケアも充実しています。
その工程も10分足らずで終わるだけでなく、その費用も1万円以内で済むので買いなおすよりも安上がりといえます。
エアコンは酷暑の夏の必需品といえますが、しかしいくら必需品といってもカビによる健康被害を受けては本末転倒です。
カビによる健康被害にならないためには使い終わった後は清掃と乾燥を心がけるとともに、その使用が5年以上たった時にはエアコンクリーニングをお勧めします。